ベトナム、ラオス、カンボジア3国の領域をさす場合と、これにタイ、ミャンマー(ビルマ)を含める場合とがある。
インドシナは雲南台地から南東と南に放射状に延びる山系を骨格として形成され、河川も山系の間を南東と南に流れる。
山系は高く、濃い密林に覆われ、河川は長い間の侵食作用で深く谷を刻み、河谷は互いに隔絶されて横の連絡を欠く地形となっている。
かつて、この地域は「インドの向こう側」「ガンジスを越えたインド」とよばれた。現在のインドシナという呼称は、インドと中国の間に位置するという地理的な意味と、アジアの二大文明であるインド文明と中国文明が初めて互いに接し、交わり、したがって二つの文明ないし文化が共存する地域だという文化的な意味とに由来している。
中心都市で、ローヌ県の県都。
パリ南東462キロメートル、ローヌ川とその支流ソーヌ川との合流点に位置する。
人口44万5452は、首都パリ、マルセイユに次いで同国第3位。
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また周辺に隣接するビルルバンヌやベニシューなどの諸都市と連接して大都市圏を形成する。
行政諸官庁の所在地であるほか、裁判所、大学や各種専門学校などの高等教育機関も置かれ、軍団管区、大司教も所在し、リヨネ地方の行政、司法、教育、軍事、宗教上の中心地となっている。
また銀行などの金融機関が多く、株式取引所もあり、毎年4月に国際見本市も開かれるなど、商業も活発である。
さらに同国屈指の工業都市で、郊外を中心に機械・金属、自動車、電子工業、石油精製、化学、織物などの諸工業が立地し、とりわけ18世紀に発達した絹織物工業は有名である。
1801年には人口10万余りであったが、19世紀に急増し、第一次世界大戦前には50万近くに達した。
しかし、市域が50平方キロメートルと狭く、大部分が都市化したため人口は停滞した。
逆に、郊外の人口は1914年の15万余りから激増し、とくにローヌ川の東側に市街地が広がった。